1月の有効求人倍率は1.10倍、前月から0.05ポイント増加

厚生労働省が3月2日に発表した「一般職業紹介状況」によると、2021年1月の有効求人倍率(季節調整値)は1.10倍と、前月から0.05ポイント上昇※1した。

1月の新規求人(原数値)は前年同月比で11.6%減。産業別に見ると、建設業で新規求人は増加し、宿泊業、飲食サービス業で30%以上減少している。

2021年1月の緊急事態宣言発令による短縮営業の影響で、飲食サービス業は引き続き厳しい状況のようだ。

また、総務省が発表した12月の完全失業率(季節調整値)は2.9%。前月から0.1ポイント改善※2した。

※1:令和2年12月以前の数値は令和3年1月分公表時に新季節指数により改定
※2:季節調整値の改定について

【参考URL】一般職業紹介状況(令和3年1月分)について