パーソルキャリア株式会社は、同社が運営する転職サービス「doda(デューダ)」において、20~30代のdoda会員を対象に「リモートワーク・テレワーク企業への転職に関する意識調査」を実施した。結果は以下の通り。
転職先の条件として、リモートワーク・テレワークの実施や制度を重要視するかについて尋ねたところ、「リモートワーク・テレワークを実施している」「今の会社よりもリモートワーク・テレワークの制度・環境が充実している」ことを重要視する人は54.4%であった。2020年7月の調査から6ポイント上昇している。
また、リモートワーク・テレワークが可能であれば年収が下がってもよいかについても尋ねたところ、現在テレワークを実施している人では32%、現在実施していない人では42%の人が「下がってもよい」回答した。
転職後にテレワークをおこないたい頻度について尋ねたところ、「週に3日」と回答した人が最多の30.5%であった。次いで「毎日」29.1%、「週に2日」20.5%と続く。
今回の結果について、doda編集長の喜多氏は「今後も『働き方』を軸に転職活動を行う動きは加速し、この流れが定着すると予想されます。そのため、企業は引き続きリモートワーク・テレワークだけでなく、フレックス制度の導入や副業解禁など柔軟な働き方ができる環境や制度を整えることで、必要な人材を確保することができ、入社後の活躍にもつなげることができると考えます」とコメントしている。
調査概要
対象者:20~30代のdoda会員
回答人数:1,541人
調査手法:インターネット調査
調査期間:2021年1月25日~1月31日