【最新版!】新卒系媒体の求人掲載件数分析【2016年度新卒採用】

8月1日から学生の採用選考がはじまったことが話題ですが、新卒系求人媒体の3月1日オープン以来、現在の求人状況はどうなっているのでしょうか。

今回HRogでは、2015年4月から2015年7月までの半年間で、朝日学情ナビ2016・就活ラボ2016・マイナビ2016・リクナビ2016(50音順)の、新卒系求人メディア4媒体に掲載された求人データについて分析しました。

新卒の求人市場や求人メディアの動向を示す参考データとしてぜひご活用ください!

対象媒体:朝日学情ナビ2016・就活ラボ2016・マイナビ2016・リクナビ2016(50音順)
調査方法:全媒体の求人掲載件数を月別に集計。
調査対象データ: 2015年4月13日〜15年7月20日時点の求人データ 457,063件
※以下、媒体名を「朝日学情ナビ」、「就活ラボ」、「マイナビ」「リクナビ」とする。

全件の合計数推移

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朝日学情ナビ・就活ラボ・マイナビ・リクナビ全媒体の合計掲載件数の推移です。
媒体のオープンから1ヶ月たった4月初旬の掲載件数は29,168件で、最新の求人データ、7月下旬時点では、では、31,703件と約1.1倍の増加が見られました。
本年度の企業の採用活動は8月以降も継続が予想されるため、今後も掲載件数は緩やかな増加が予想されます。

全件数の媒体内訳

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7月下旬の全媒体合計の掲載件数は、31,703件でしたが、媒体の内訳は上記のとおりです。
マイナビの件数が16,251件とトップ、次いでリクナビが13,298件です。
マイナビとリクナビの2媒体で全体の93%を占める割合であることから、集客力の強さが数値からも裏付けられます。

全件数の都道府県内訳

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全媒体合計の掲載件数を都道府県別に内訳を見ていくと、トップは東京で、10,414件でした。その後は、大阪の27,86件、愛知の1,760件、神奈川の1,134件、福岡の810件が続きます。

東京の掲載件数は、10,414件のうち、マイナビとリクナビだけで9,573件と、92%を占めており、東京都の新卒採用においてはシェアをほぼ勝ち取っている様子が伺えます。

媒体別の合計件数推移

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それぞれ、朝日学情ナビ・就活ラボ・マイナビ・リクナビの掲載件数推移の内訳です。
全媒体、掲載件数の増加が見られます。

媒体別の職種内訳

次にそれぞれの媒体の職種の内訳を見ていきます。データは7月20日時点のものです。

◼︎マイナビ

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マイナビは16,251件のうち約42%の6,821件が「事務系」でした。続いて「営業系」が17%、「企画系」が11%という結果になりました。

◼︎リクナビ

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リクナビの総件数13,298件のうち、「事務系」が54%の7,222件とトップです。続いて「営業系」が17%、「企画系」が11%と、マイナビと比べると「事務系」の割合は10%ほど多めです。

◼︎学情

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学情の掲載総件数は、1,366件のうち、900件と約68%が「営業系」の募集でした。
リクナビやマイナビの「事務系」求人掲載件数に比べて学情は「営業系」もに強いようです。他の媒体と比較して、「販売系」の割合が高いのも特徴です。

◼︎就活ラボ

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就活ラボは職種の分類がない企業が多めでしたが、全体の32%が「営業系」でした。「事務系」は0.5%と非常に少なめです。

いかがでしたでしょうか?
本年度は例年にないスケジュールで進んでいる新卒採用活動ですが、掲載件数の推移や内訳の動向など、引き続きウォッチしていきたいと思います。

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(HRog編集部)