株式会社ROXXは、20代から50代までの会社員を対象に、コロナ禍における転職活動の実態を調査した。
調査結果は以下の通り。
転職活動をどの様に行ったか尋ねたところ、「オフライン面接」と回答した人が53.3%で最多、次いで「オンライン面接」回答した人は45.7%で2番目に多い結果となった。2020年3月以前と比較すると、「オンライン面接」と回答した人は10倍以上に増加した。
転職活動をしていた時に困ったこと、苦戦したことについて尋ねたところ、「面接でうまく話せないこと」が15.94%で最多であった。次いで「スキル以外の部分が伝えっれないこと」が14.86%、「転職活動で改善すべき点が分からないこと」が14.58%と続く。
上位3つについて2020年3月以前の結果と比較したところ、「スキル以外の部分が伝えきれないこと」が9.9%から14.9%へと約1.5倍に増加していた。オンライン面接の主流化や応募先企業との交流の場が減ったことにより、自身の人柄や価値観をアピールするのが難しいと感じる人が増加しているようだ。
リファレンスチェックに対する考えを尋ねたところ、「伝えきれていない自分の良いところを伝えることができる」と回答した人が73.7%で最多であった。面接ではスキル以外の部分が伝えにくい分、リファレンスチェックに情報を補完できるというメリットを感じる人が多いようだ。また「依頼してきた企業は信用できる(しっかりしている)」と回答した人も72.4%にのぼり、企業の信頼性を確認する指標にもなっていると分かった。
詳細結果はコチラ
コロナ禍を通して、転職者の悩みも変化しているようだ。オンライン化に合わせ、リファレンスチェックを含め様々な方法で最適な採用活動を構築していく必要がある。
名称:転職活動の実態調査
調査期間:2021年6月11日~2021年6月15日
調査主体:MMDLabo株式会社(MMD研究所)
調査方法:Webアンケート
調査対象:SC 20~59歳 会社員/本調査 転職経験者
有効回答数:10,658名