現在転職を検討している人は54.2%、株式会社ライボ調査

2020年・2021年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で採用活動の停止や縮小が相次ぎ、求職者側も転職活動を控えるケースが多かった。2022年もオミクロン株の流行など先行き不透明な状況が続くと考えられ、転職市場にも少なからず影響がありそうだ。

株式会社ライボは同社が運営する「Job総研」において、社会人男女を対象とした「2022年転職意識調査vol.1」を実施した。

調査結果は以下の通り。

現在転職を検討している人は54.2%、うち78.1%は入社3年以内

これまでのキャリアで転職経験があるか尋ねたところ、78.8%の人が「転職経験あり」と回答した。

また、現在転職を検討しているか尋ねたところ「検討している」と回答した人は54.2%で半数を超えた。転職を考え始めたタイミングについては、現職に就いてから「3年以内」と回答した人が合計で78.1%、「1年以内」の合計でも53.0%にのぼり、入社後まもなく転職を考え始める人の多さが浮き彫りとなった。

2021年に転職活動をしていた人は53.8%

2021年に転職活動をしたか尋ねたところ、53.8%の人が「転職活動をしていた」と回答した。「転職活動はしていないが検討していた」と回答した人は8.4%で、合計で62.2%の人が転職を希望していたとわかった。

転職に抱くイメージは「ポジティブ」が66.6%

転職に対するイメージを尋ねたところ、66.6%の人が「ポジティブなイメージを持っている」と回答した。「ネガティブなイメージを持っている」と回答した人は5.3%に留まった。回答を年代別に見ると、「ポジティブ」を回答した人の割合は20代が73.9%と最多で、50代が55.4%と最も低かった。

また、今後転職はさらに一般化すると思うか尋ねたところ、「一般的になる」「多分一般的になる」と回答した人は合計で90.4%だった。若い世代を中心に転職をポジティブに捉える人が増えている中で、今後さらに転職が一般的になると予測する社会人は多いようだ。

詳細結果はコチラ

【参考URL】Job総研による『2022年 転職意識調査vol.1』を実施 8割が3年以内で動く大転職時代 2人に1人が年内転職希望