TikTokユーザーの就活生の80.2%が「TikTok」がきっかけで企業に興味を持った経験あり、株式会社Suneight調査

SNSを活用した採用はソーシャルリクルーティングとも呼ばれ、ブランディングや認知度向上のために導入する企業が増えている。Twitterやfacebookに加え、近年ではInstagramやYouTube、TikTokなどの画像・動画メインのプラットフォームも、会社の雰囲気を伝えられる場所として活用されている。

株式会社Suneightは、TikTokを使用しており、かつ就職活動をしている23卒の学生を対象に「Z世代の就活生のTikTok活用実態」に関する調査を実施した。

調査結果は以下の通り。

80.2%の学生が「TikTokの動画がきっかけで企業に興味を持ったことがある」

TikTokで企業の動画を見たことがあるか尋ねたところ、81.0%の学生が「はい」と回答した。

「はい」と回答した学生に、企業のTikTokの動画がきっかけで企業に興味を持ったことがあるか尋ねたところ、「はい」と回答した学生は80.2%だった。

興味を持った理由としては、「企業イメージが掴めたため」と回答した学生が58.5%で最多、次いで「企業の世界観が掴めたため」が41.5%だった。3位は「簡潔に企業の魅力がわかったため」で36.9%、4位は「短い動画で最後まで視聴できたため」で35.4%と続いており、動画1つ1つが短いTikTokならではの利便性が支持されているようだ。

企業のTikTokに望むコンテンツ1位は「社員のコミュニケーションの様子」

企業のTikTokでフォローしたいと思うコンテンツを尋ねたところ、「社員のコミュニケーションの様子」との回答が45.3%で最多だった。次いで「実際の仕事の様子」が40.7%、「経営者・役員の情報発信」が32.6%と続く。

採用ページにも掲載されている労働条件や企業のビジョンの説明よりも、実際に働いている社員の様子や職場の雰囲気などを求める声が大きいようだ。

また、お気に入りの企業のTikTokのアカウントがあったらフォローして動画を視聴したいと思うか尋ねたところ、「非常に思う」と回答した学生が46.0%、「やや思う」と回答した学生が40.0%だった。合計で86.0%の学生がTikTokで気になる企業をフォローしたいと考えていると分かった。

TikTokは動画が短いため情報を発信しやすく、拡散力が高い。社風や実際の仕事風景などを投稿することで学生への魅力付けも行えるため、新卒採用予定の企業各社は活用を検討してみてはどうだろうか。

調査概要

調査方法:インターネット調査
調査期間:2022年1月20日〜2022年1月22日
有効回答:TikTokを使用しており、就活をしている23卒の学生100名

【参考URL】Z世代の就活生の80.2%が、「TikTok」がきっかけで企業に興味を持った経験あり そのうち66.2%は、実際にエントリーも