厚生労働省が3月29日に発表した「一般職業紹介状況」によると、2022年2月の有効求人倍率(季節調整値)は1.21倍と、前月より0.01ポイント上昇した。
2月の新規求人(原数値)は前年同月比で9.5%増。産業別に見ると、宿泊業・飲食サービス業で28.4%、製造業で27.6%、情報通信業で18.1%増加した。唯一教育・学習支援業で0.6%の減少となった。
有効求人倍率は昨年同月と比較して0.11ポイント上昇しており、製造業や建設業などを中心に持ち直しの動きが見られる。一方で、原材料価格の高騰や新型コロナウイルスの影響も引き続き懸念されている。
また、総務省が発表した2月の完全失業率(季節調整値)は2.7%。前月から0.1%改善した。
【参考URL】一般職業紹介状況(令和4年2月分)について