株式会社カンビアは、同社が運営する理系学部生特化のオファー型就活サイト「リケイマッチ」のユーザーを対象に、就職活動に関する意識調査を実施した。
調査結果は以下の通り。
理系学生に学部卒での就職活動をする理由を尋ねたところ、40.5%の学生が「早く社会に出たいため」と回答し最多となった。次いで37.8%の学生が「まだ院進学するかどうか悩んでいる」と回答している。
また、学部生として就職活動をする上での不安を尋ねたところ、「技術職が自分につとまるのか不安」や「大学院生と比べると専門性で懸念が残る」「学部生向けの情報が少ない」などのコメントが寄せられた。
企業選びで最も大切にしていることを尋ねたところ、33.8%の学生が「仕事の専門性」と回答し最多となった。次いで「待遇・福利厚生」が31.1%、「企業理念」「一緒に働くメンバー」が10.8%と続いた。また「その他」では「最新の技術をどれくらいの頻度で取り入れているのか」などの回答が寄せられた。
就職を希望する勤務地について尋ねたところ、52.7%の学生が「勤務地よりも他のことを重視したい」と回答し最多となった。次いで「地元ではないが特定の地域で働きたい」が33.8%と続いており、地元での就職にはこだわっていない様子がうかがえる。
詳細はコチラ
今回の調査では、早く社会に出たいという理由から大学院には進学せずに学部卒で就職活動を行う様子がうかがえた。一方で学部生向けの情報が少ない等の声もあり、情報の充実化が必要と言える。
調査概要
調査対象:リケイマッチ登録の理系学部生(大学1~3年生)
有効回答数:107名
調査方法:WEBアンケート形式
アンケート実施期間:2022年11月10日~2022年11月17日