就職活動にSNSを利用する就活生は58.1%、株式会社No Company調査

株式会社No Companyは、19歳~22歳の就職活動をしている大学生を対象に、「Z世代就活生のSNS活用に関する実態調査」を実施した。

調査結果は以下の通り。

就職活動にSNSを利用する就活生は58.1%

就職活動時にSNSで情報収集をすることがあるかどうか尋ねたところ、58.1%の学生が「ある」と回答した。半数以上の就活生がSNSを活用していると分かる。

続いてSNSの検索機能で企業名などを検索したことがあるか尋ねたところ、55.2%の学生が「ある」と回答した。各企業の情報を知りたい際にもSNSを活用する就活生が多い様子がうかがえる。

SNSの企業情報を見て64.7%の学生が「選考・入社の意向度が上がった」

SNSで見た企業情報によって選考や入社の意向度が上がったかどうか尋ねたところ、64.7%の学生が「非常に上がった」または「やや上がった」と回答した。

企業にオンラインで発信してほしい情報は「1日の仕事の流れ」が41.1%

企業にオンラインで発信してほしい情報を尋ねると、41.1%の学生が「1日の仕事の流れ」と回答し最多となった。次いで「社内の人間関係・職場の雰囲気」が37.3%、「福利厚生」が35.3%と続いた。

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今回の調査では、現代の就活生の多くがSNSを活用した就職活動を行っていることが分かった。また、「1日の仕事の流れ」や「社内の人間関係・職場の雰囲気」を知りたい学生が多く、より企業のリアルな情報を求めている様子がうかがえる。就活生の価値観の変化に合わせて、採用手法や情報の発信方法も変えていく必要があるだろう。

調査概要

調査主体:株式会社No Company
調査時期:2023年6月8日~2023年6月15日
調査方法:インターネット調査
対象エリア:日本全国
調査対象:19歳~22歳の就職活動をしている大学生
有効回答数:241人

【参考記事】No Company、「Z世代就活生のSNS活用に関する実態調査」(2023年)を発表。SNS世代の就活生は採用コンテンツの「タイパ」を重視