株式会社学情は、2025年3月卒業予定の大学生・大学院生を対象に就職活動における「タイムパフォーマンス(タイパ)」に関するアンケート調査を実施した。
調査結果は以下の通り。
就職活動準備の中で、タイパや効率を意識するか尋ねたところ、53.5%の学生が「意識する」または「どちらかと言えば意識する」と回答した。「移動時間に企業のホームページを見るようにしている」「情報収集は移動時間を活用し、まとまった時間を確保できるときはPCで作業するなど、時間を有効活用している」といった声が上がった。
タイパ良く情報収集をするために活用したいものを尋ねたところ、「企業ホームページ」が36.5%で最多であった。次いで「採用ホームページ」30.7%と続く。「企業ホームページを見れば、その企業が何を大事にしているか分かる」「時間や場所を選ばずに見ることができるので、効率良く情報収集ができると思う」といった意見が寄せられた。
インターンシップやセミナー参加において、タイパが悪いと感じたことがあるか尋ねたところ、42.8%が「感じたことがある」または「やや感じたことがある」と回答した。「リアル開催のセミナーで、スライドを読み上げるだけだと少し残念な気持ちになる」「グループワークの内容にフィードバックがないと、学びや気づきを得にくい」といった声が上がった。
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今回の調査では、学生がタイパを意識して就職活動をしていることがわかった。またインターンシップやセミナーにおいても「かけた時間」に対して、「期待する学びや成果」を得られたかを重視する姿勢が伺えた。そこでしか聞けない情報を提供する、フィードバックを返すなど、学生にとって実りのある時間にすることが重要だと言えそうだ。
調査期間:2023年10月4日~2023年10月12日
調査機関:株式会社学情
調査対象:「あさがくナビ2025(ダイレクトリクルーティングサイト会員数No.1)」へのサイト来訪者
有効回答数:326件
調査方法:Web上でのアンケート調査