学生の6割が内定辞退した企業の「転職ファストパス」を利用したい、レバレジーズ株式会社調査

出典元;レバレジーズ株式会社

レバレジーズ株式会社は、25卒学生の内定承諾や内定辞退のタイミングに関する実態調査を行った。

調査結果は以下の通り。

内定獲得後に辞退した経験がある学生は62.6%

出典元;レバレジーズ株式会社

内定を承諾すると必ずその会社に入社しなければならないと感じるかという質問に対して、「あまり感じない」と回答した学生は14.7%、「全く感じない」という学生は4.8%と合わせて全体の約2割となった。

同社はこの点について、「就活生にとって企業への選択肢が増えているため、それに伴い内定承諾へのハードルを低く感じる学生も増えていると考えられます」と分析している。

出典元;レバレジーズ株式会社

内定獲得後、承諾せずに辞退した企業はあるか尋ねたところ、62.6%の学生が「ある」と回答した。内定辞退の理由として、同社は次の7つのパターンを挙げている。

  • 他社の内定を受けるから
  • 希望と異なる職種だから
  • 志望業界が変わったから
  • 適性が合わないと感じたから
  • 地元企業での内定が決まったから
  • 進学や留学が決まったから
  • 留年で卒業ができなくなったから

学生の6割が「転職ファストパス」を利用したい

出典元;レバレジーズ株式会社

企業が新卒の内定辞退者に向けて付与する、中途採用の選考を一部免除する「転職ファストパス」についての意識調査では、「ぜひ利用したい」と回答した学生が29.2%、「やや利用したい」と回答した学生が32.9%に上った。合わせて約6割の学生が転職ファストパスの利用に前向きであることが分かった。

詳細結果はコチラ

「転職ファストパス」があれば、内定辞退した学生と再びマッチングできる可能性が出てきますね。転職がキャリア形成の手段として当たり前になりつつあるため、担当者の方は中長期的な採用戦略として「転職ファストパス」の導入を検討してみてはいかがでしょうか!

調査概要

・調査対象:「キャリアチケット」に登録している2025年卒業予定の大学生・大学院生
・調査時期:2024年6月27日~2024年7月3日
・調査方法:webアンケート調査
・回答者数:252人
・調査主体:レバレジーズ株式会社キャリアチケット

【参考URL】内定辞退した企業における転職ファストパス、25卒の約6割が「利用したい」