2023年にエンジニアを一番採用できたのは「ダイレクトリクルーティング」、ファインディ株式会社調査

近年、DXやデジタル化が進んでいる影響でエンジニア人材の需要が高まり、獲得競争が激化している。パーソルキャリア株式会社の調査によれば、IT/通信エンジニアの転職求人倍率は10倍以上に上っているという。

このような背景からファインディ株式会社は、エンジニア採用に関する調査を実施した。

調査結果は以下の通り。

2023年度に一番採用できた採用手法は「ダイレクトリクルーティング」

出典元:ファインディ株式会社

前年度と比較したエンジニア採用数の増減について、「増加している」と回答した企業が48.28%で最多となった。前年度から引き続き、エンジニア採用のニーズは高いことが伺える。

出典元:ファインディ株式会社

前年度のエンジニア採用において一番採用できた手法について尋ねたところ、「ダイレクトリクルーティング(スカウトサービス)」の回答が45.69%で最多となった。次いで「人材紹介・エージェント」が28.45%、「リファラル採用」が12.93%と続く。

エンジニア採用の課題1位は「採用広報に対するリソースやアクションが足りていない」

出典元:ファインディ株式会社

人材獲得のため自社の魅力を効果的に伝える「採用広報」の重要度が高まりつつあるが、77.61%の企業がエンジニア採用広報に課題を感じていると回答した。

出典元:ファインディ株式会社

課題感としては、「エンジニア採用広報に対するリソースやアクションが足りていない」が40.30%で最多となった。次いで「自社に適した採用広報の施策を定められていない」が10.45%、「施策の質の担保や維持」、「施策は行っているが認知度の向上につながっていない」の両回答が8.96%と続く。

詳細結果はコチラ

エンジニア人材が不足していることに加え、エンジニアを獲得するための採用広報にも課題を感じている企業が多いと分かりましたね。人材営業担当者の方は同調査を参考に、エンジニア採用に適した手法や採用広報を検討・提案していく必要がありそうです!

調査概要

・調査期間:2024年4月23日〜2024年5月11日
・分析対象回答数:123 (エンジニア採用を行っている企業担当者を対象に実施)
・調査主体:ファインディ株式会社

【参考URL】【企業向け】100社に聞いたエンジニア採用トレンド分析調査レポート!2023年度 一番採用できた手法は?