就職活動の早期化や長期化に伴い、選考や内定辞退率を下げるためどのように学生と連絡を取るかが重要となっている。
このような背景から株式会社No Companyは、就活生が望む選考企業からの連絡のあり方について調査を実施した。
調査結果は以下の通り。
就活をする中で企業からの連絡が面倒に感じたことはあるか尋ねたところ、24.7%の学生が「感じたことがある」、38.3%の学生が「多少感じたことがある」と回答した。
企業からの連絡頻度、連絡の内容が嫌で応募や選考を辞退したことがあると回答した学生は27.1%だった。
面倒に感じた内容について、「説明会や次回選考に進むことを促す連絡」が24.1%で最多となった。「その他」を除き、次いで「HP更新など採用情報に関するお知らせ」が18.2%、「自身の近況を伺う連絡」が11.2%と続く。
企業からの連絡や施策で特に嬉しいと感じた点については、「採用説明会」が31.2%で最多となった。「その他」を除き、次いで「人事面談(キャリア相談)」が18.8%、「学生同士の交流会(選考に進んでいる人や内定者)」が18.2%と続く。
連絡頻度や連絡内容が良いと感じた企業があると回答した学生は39.4%だった。具体的な良かった内容として下記の点が挙げられている。
- 連絡がしつこさを感じさせない適切な頻度だった
- 学校生活に配慮して、こちらの都合に合わせた頻度で連絡をくれた
- 重要な連絡だけをしてくれた
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学生の方々は適切な頻度での連絡や、重要な内容に絞った連絡を望んでいると分かりましたね。採用活動に課題を感じている担当者の方は、同調査を参考に連絡の仕方について検討してみてはいかがでしょうか!
調査時期:2024年7月16日~2024年7月23日
調査方法:インターネット調査
対象エリア:全国
調査対象:20~25歳、会社員・公務員・学生のいずれかで「内定先が確定している」「就職済み」と回答の方
有効回答数:170
【参考URL】No Company、「就活生が望む企業の適切な連絡(頻度・内容・方法)調査」を実施。約30%の学生が “連絡を理由” に選考を辞退