人手不足が深刻化する中で、キャリア採用市場は年々競争が激化している。株式会社ビズリーチの調査によれば、全体で約7割の企業がこの1年で採用難度が高まっていると実感しているという。

このような背景から同社は、キャリア採用に関わる担当者が採用に必要な知識と実践力を体系的に学べる認定資格「ビズリーチ認定リクルーター」を新設した。

ビズリーチはこれまでのキャリア採用活動の伴走支援の経験から、採用成功に不可欠な「採用力（＝求める即戦力人材を採用する力）」を独自に定義。今回新設された資格は、企業の採用力向上に直結する可変的な要素である「採用活動力」の習得度をはかるものだ。

本認定資格を取得するためには、採用活動力に必要なスキルを実践的に学ぶことのできる「ビズリーチ認定リクルーター育成講座」の受講が必須となり、実践講座では自社求人を題材に模擬演習を行い、専門のトレーナーからフィードバックを受けることが可能だ。

同社執行役員CSMO ビズリーチ事業部 事業部長 枝廣氏は「本資格は、人事部門の方だけでなく事業部門で採用に携わる方にも講座をご受講いただくことで、人材獲得競争を勝ち抜くための採用体制の強化を支援できるものと考えています。今後もビズリーチは、企業の採用力向上と事業成長につながる即戦力人材の採用を支援してまいります」とコメントしている。

即戦力人材の争奪戦が激化する中で、採用担当者自身のスキルアップも急務となっていますね。人材サービス提供者にとっては「採用企業の求人を出す」だけでなく、「採用企業が採れる仕組みをつくる」ような支援がより求められていくかもしれません！

【参考URL】ビズリーチ、即戦力採用のプロフェッショナル育成などを目的とした認定資格「ビズリーチ認定リクルーター」を新設