2020年度の新入社員の多くは、入社当初から在宅勤務・リモートワークなどでの就業を余儀なくされ、コミュニケーション不足やメンタルヘルスの悪化などの課題が発生している。企業も新入社員のケアが例年より難しくなり、早期離職への懸念が高まっている。働き方が多様化する中で、新入社員が何を求めているのか、何を解決しなければならないのかといった価値観の可視化が必要とされている。
株式会社OKANは2021年1月14日、同社の運営する人材定着支援サービス『ハイジ』において、入社3年以内の早期離職を防止するための「新卒/早期離職防止プラン」を新設し申し込みを開始した。4月より提供を開始する。これにより新卒入社者や中途入社者の入社後6ヶ月以内の勤務状態を定期的に可視化し、慢性的な人事課題となっている早期離職の防止を支援していく。
今回の「新卒/早期離職防止プラン」は、システムでの計測と特別分析レポート、サポートミーティングを組み合わせた入社後6ヶ月の短期プランである。システム上では人材定着と関連した定期的なアンケートの実施により組織としての課題および個人ごとの状態を計測しする。
特別分析レポートでは年代による価値観の違いを分析し、対処すべき施策や採用時に気を付けるべきポイントをレポートする。また、2021年3月より提供開始予定の「離職アラート」では特にケアの必要な人材を提示する。
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今後について同社は「新卒・早期離職の課題解決のスピードを上げるため、当社と新卒採用や新卒研修を支援する企業との連携を強化していく予定です」とコメントしている。
【参考URL】人材定着支援サービス『ハイジ』が、「新卒/早期離職防止プラン」の提供を開始 〜コロナ禍で懸念される、入社3年以内の“望まない離職“防止を支援〜