PwCの調査によると、採用プロセスでの悪い経験に基づいて内定を辞退したと回答した求職者は全体の49%に及ぶ。そのため優秀な人材を獲得するためには、採用の段階からより良い体験を提供することが必要不可欠であると言える。
これを受けクアルトリクス合同会社は、企業が採用活動の際に候補者に対してより良い体験を提供できるソリューション「Qualtrics Candidate Experience」を発表した。同ソリューションでは求人に関する情報収集や書類選考、採用通知など採用活動の各段階において企業が候補者の声を参考にしてアクションをとれる。また、それにより魅力的な人材の採用につながる求人のプロセスを設計できる。特徴は以下の通り。
・候補者エクスペリエンス改善のための効果的なプログラムを構築
候補者の声を利用して採用体験を理解し、改善するための適切な質問とプログラム設計ができる。
・リアルタイムで得られる、より深いインサイト
採用プロセスのそれぞれの場面について、リアルタイムで深い分析を行う。これにより採用担当者は、候補者の悪い体験にリアルタイムで対応できるだけでなく採用が進行中の候補者に対しても進捗確認をしながら改善アクションを起こせる。
・候補者エクスペリエンスプログラムの開始をスムーズに実現
事前に設定された分析ツールとダッシュボードを利用して候補者エクスペリエンスプログラムの各コンポーネントを詳しく理解できる。また、ガイド付きのワークフローにより自社独自の採用プロセスに合わせて簡単に設定することができ、すぐにアクションを実行に移せる。
オンライン採用が主流となり「会社の雰囲気がわかりづらい」「会話のテンポがつかみづらい」などの意見も挙がっている現在、候補者体験の改善は採用担当者にとって避けられない課題だろう。候補者の声を参考にして効果的に優秀な人材を獲得したい採用担当者は、チェックしてみてはいかがだろうか。