株式会社学情は2023年3月卒業予定の大学生・大学院生を対象に、就職活動における「ジョブ型採用」に関するインターネット調査を実施した。結果は以下の通り。
「ジョブ型採用」について知っているか尋ねたところ、「言葉も意味も知っている」と回答した学生が16.3%であった。「言葉は知っている」と回答した28.6%と合わせると、44.9%の学生が「ジョブ型採用」を認知していることが分かった。
「ジョブ型採用」に持っているイメージについて尋ねたところ、トップは「スキルが身に付きそう」で50.0%であった。次いで「希望する仕事ができそう」が38.9%、「専門性や大学で学んだことを活かせそう」が38.2%と続く。スキルを高めたり、専門性を活かした仕事ができると感じている学生が多いことが分かる。
「ジョブ型採用」を実施している企業があればプレエントリーしたいか尋ねたところ、「プレエントリーしたい」と回答した学生が25.1%であった。「どちらかと言えばプレエントリーしたい」と回答した42.2%と合わせると、67.3%の学生が「プレエントリーしたい」と考えていることが分かった。「ジョブ型」で募集する企業へのプレエントリーを考えている学生からは、「ITエンジニアとしてスキルを習得する働き方をしたい」「仕事が明確になっていれば、自分の適性や強みと照らし合わせて、仕事選びができると思う」といった声が挙がった。志望職種が明確な学生や、自身の適性・強みを理解している学生が「ジョブ型」での就職を希望していることが分かる。
詳細結果はコチラ
・調査対象:「あさがくナビ2023」へのサイト来訪者
・調査方法:Web上でのアンケート
・調査期間:2021年6月1日~2021年6月25日
・有効回答数:1665名
【参考URL】【2023年卒】「ジョブ型」の認知率は44.9%。約7割は、「ジョブ型採用」で募集する企業にプレエントリーしたいと回答。「仕事内容が明確なら、適性にあった仕事を選ぶことができる」の声。