DXに関わっている・関心のあるエンジニアは69%、ファインディ株式会社調査

ファインディ株式会社は採用プラットフォーム「Findy」において、会員のエンジニアを対象に「エンジニアのキャリア動向」に関する調査を行った。調査結果は以下の通り。

DXに関わっている・関心のあるエンジニアは69%、フリーランス人材の活用がポイントに

Findy会員のエンジニア1,044名に、DXとの関わり方についてDXに興味・関心があるか尋ねた。エンジニア全体では「DXに関わっている」または「関心がある」と回答した人は合計で69%であった。

雇用形態別にみると、正社員で「DXに関わっている」と回答した人は合計で38%だった。一方フリーランスで「DXに関わっている」と回答した人は18%に留まり、正社員よりも20ポイント低かった。DXにかかわる機会はフリーランス人材よりも正社員エンジニアのほうが多いことが分かる。

一方で「DXに関心あり」と回答した人は正社員で32%、フリーランスで34%とほぼ横並びだった。このことから、DX推進のためにエンジニアを採用したい企業はフリーランス人材の活用を視野に入れるとよいと考えられる。

年収600万以上の正社員エンジニアの49%が「DXに関わっている」

年収別にみると、正社員で「DXに関わっている」と回答した人は「年収600万未満」で27%、「年収600万以上」で49%であった。またフリーランスで「DXに関わっている」と回答した人は「年収600万未満」で13%、「年収600万以上」で24%であった。正社員・フリーランスのいずれも、年収600万以上のエンジニアの方がDXに関わっている割合が多かった。

一方、正社員で「DXに関心がある」と回答した人は「年収600万未満」で41%、「年収600万以上」で24%であった。またフリーランスで「DXに関心がある」と回答した人は「年収600万未満」で48%、「年収600万以上」で39%だった。いずれもDXに関心がある人は「年収600万未満」の層が多かった。

フリーランスで年収600万以下のエンジニアが特にDX業務に対する意欲が高いようだ。DXのためのエンジニア採用を考えている採用担当者は参考にしてみてはいかがだろうか。

調査概要

調査期間:2021年6月30日〜2021年7月18日
調査方法:インターネット調査
調査目的:エンジニアのキャリア動向調査
調査対象:Findy会員のIT/Webエンジニア1,044名(正社員881名、フリーランス163名)
調査対象属性(平均、中央値):年齢(32.9歳、32.8歳)、年収(670万、618万)
調査主体:ファインディ株式会社

【参考URL】年収600万以上の正社員エンジニアは約半数がDXに関わっている