月に一度、Indeed PLUSに関する最新トピックと、『HRogチャート』で集計した実際の求人データをまとめたIndeed PLUS速報をお届けします。HR業界の最新の動向や傾向を示す参考データとして、ぜひご活用ください。
目次
早速、2024年9月3日時点でのIndeed PLUSの最新動向をみていきましょう。まずは先に連携を開始した「リクナビNEXT」と「タウンワーク」のInedeed PLUS経由の求人数の推移を調査しました。
2024年8月に掲載されたリクナビNEXT_Indeed PLUSの掲載件数の合計は777,882件でした。7月から+50,574件と微増しています。一方、タウンワーク_Indeed PLUSの掲載件数の合計は3,754,552件でした。7月と比較をすると815,614件も増加しており、高水準で推移を続けています。
続いて、そのほかの4媒体の推移をみていきましょう。7月と比較をすると、全媒体でやや減少傾向がみられました。
※「HRogチャート」では4媒体のデータ取得は2024年4月1日から開始しています。
※リクナビ派遣_Indeed PLUSについて、システムの都合により以前は取得しきれていなかった求人が取得できるようになったため求人数に大きな変動がありますが、6月9日以降の数値がより正確なデータとなっております。
続いて6つの求人サイトの最新掲載職種を、直接掲載と「IndeedPLUS」経由で比較します。2024年8月は掲載数上位10職種に対して、Indeed PLUS経由でどれくらいの数の求人が掲載されていたのでしょうか。
※グラフ作成の都合上、縦軸の間隔が均一になっていないものがあります。
※「とらばーゆ」の直接掲載数が少ないため、「とらばーゆ_Indeed PLUS」に掲載されている上位10職種にあわせてグラフを作成しています
「リクナビNEXT」は直接掲載の件数が毎月減少し続けており、各職種においてIndeed PLUSの掲載求人数が圧倒的に増え続けています。
「タウンワーク」は7月と比較すると、直接掲載が全体的に減少しIndeed PLUSの掲載求人数が上回り始めました。とくに、医療・福祉のIndeed PLUSの掲載求人数は783,441件と大幅に増加しています。
「とらばーゆ」は、掲載職種と求人件数ともに減少し続けており、依然として全職種において、Indeed PLUS経由での求人数が多数掲載されています。
「はたらいく」は7月と比較しても大きな変化はありませんが、あらたに「農林水産関連」の職種がIndeed PLUS経由で掲載され始めています。
「フロムエー」は7月に引き続き、直接掲載よりもIndeed PLUSの求人件数が各職種でやや少ないことが分かります。
「リクナビ派遣」では引き続き、全体的に直接掲載がIndeed PLUS経由をやや上回っています。しかし、他媒体でも掲載が多い「運輸・物流」「医療・福祉」においてはIndeed PLUSの方が多く出稿されています。
今月は大きな最新トピックはありませんでしたが、どの媒体でも直接掲載の求人数が減少して、Indeed PLUS経由の求人数が右肩上がりを続けています。Indeed PLUSへの依存を強めたいリクルートの意向が強いことが分かりますね。今後もこの傾向を注視していきます！
ここまで「HRogチャート」のデータを元にIndeedPLUSの最新動向についてお伝えしてきました。現在IndeedPLUS上では各連携媒体への出稿状況を見られませんが、「HRogリスト」のデータを活用すれば可能です。HRogチャートは現在、新たに追加された4媒体のデータも取得開始しています。ご興味がおありの方は、ぜひ下記フォームよりサービス資料をダウンロードください！
