
株式会社スタッフサービス・ホールディングスは、新卒入社した会社を入社3年未満で退職した経験のある若年層を対象に意識調査を行った。
調査結果は以下の通り。
新卒入社から3年未満で退職したことのある人に1社目の在籍期間を尋ねたところ、30.8%の人が「半年未満」と回答した。3人に1人が入社から半年未満で退職していることが分かる。また「1年未満」と回答した人は48.2%で、約半数に迫る結果となった。
新卒入社した企業を3年未満で退職したことについてどう考えているか尋ねたところ、「とてもよかったと思っている」と回答した人が44.2%で最多だった。次いで「どちらかといえばよかったと思っている」が39.7%と多く、合計で83.9%の人が「早期退職してよかった」と考えていることが分かった。
「退職を後悔している」と回答した人は16.2%で、その理由としては「転職後の収入が減ったから」「転職後に前の職場のほうが良い職場環境だと分かったから」といった回答が目立つ。
転職回数を1社目の在籍期間別に見てみると、1社目の在籍期間が長い人ほど転職回数が少ない傾向が見られた。「2年以上~3年未満」では2回以上の転職経験者が19.9%だったのに対し、「3ヶ月未満」では43.3%と、倍以上の差があった。
詳細結果はコチラ

転職した人の8割以上が「転職してよかった」と考えているようです。転職が当たり前の時代になる中で、早期転職に対する考え方も変わってきているのかもしれません。
一方で、若年層にも生涯1社で勤め上げることを望む人も根強くいるといいます。キャリアの方向性の幅が広がっていますね!
調査方法:インターネット調査
調査期間:2025年6月10日(火)~16日(月)
調査対象:全国在住18歳~25歳男女(新卒で正社員として就職した会社を3年未満で離職経験がある人)
サンプル数:706人




