株式会社アールスクエア・アンド・カンパニー、営業育成の投資対効果を可視化するアプリ「Enablement App」において支援対象・機能を拡張

近年、顧客管理システムや営業支援ツールにより、営業部門でのDXが加速している。しかし、ITツールは導入したものの、メンバーの育成状況が可視化できないなど、課題を感じている方も多い。

株式会社アールスクエア・アンド・カンパニーは、同社が運営する営業育成の投資対効果を可視化するアプリ「Enablement App」において、支援対象・機能を拡張した。

同アプリは、メンバーの育成施策をデータによって一目で分かる形で管理し、それをもとに営業人材開発のPDCAサイクルを可能にするクラウドサービスである。営業成果と育成状況の相関をグラフで可視化する機能や、営業プロセス・スキル・ナレッジを体系化したスキルマップなどによって、セールスイネーブルメントをサポートしている。

セールスイネーブルメントとは

成果を起点とした営業組織開発・営業人材育成の仕組みのこと。メンバーのトレーニングや営業資料の管理、商談音声の共有など、メンバーの生産性を高めることを目的として行われる。

今回追加された機能の特徴は以下の通り。

育成対象職種の拡大

今回のアップデートにより、インサイドセールスなどの顧客接点を持つ職種や、営業マネージャーの育成を管理できるようになった。併せて各担当者ごとのスキルマップも追加されたことで、それぞれの活動実態に合った育成が可能となる。

新機能「ラーニングポータル」

ラーニングポータルは、セールスイネーブルメントの方法を元に作られた新しい学習ツールである。スキルマップや育成のスコアと連携することで各営業担当者に応じた課題を自動で提案し、効果的な学習を支援する。また、3分間と30分間のトレーニング動画が標準搭載されており、忙しい営業マネージャーのメンバー育成をサポートする。

セールスイネーブルメントの観点から人材育成を効率的に進める方法として、自社に取り入れてみてはどうだろうか。

【参考記事】営業成果と育成をつなぐセールスイネーブルメントツール「Enablement App」が支援対象・機能を拡張し、新トレンド「レベニューイネーブルメント」の実現が可能に