Tech Japan株式会社、「Tech Japan Hub」にてハッカソンサービスを提供開始

昨今、日本国内で顕著になっているIT人材不足を補う方法として、海外エンジニアの採用を検討する企業が増えている。海外エンジニアの採用には、スキルやカルチャーフィットを確認できるインターンシップが活用されるケースが多い。しかし従来のインターンシップは設計や実施に時間と工数がかかり、スピード感をもって採用をしたい企業には向かないという課題があった。

Tech Japan株式会社は2023年7月31日、インド学生と日本企業を繋ぐプラットフォーム「Tech Japan Hub」にてハッカソンサービスを提供開始した。

「Tech Japan Hub」はインド工科大学などに通う高度テクノロジー学生に対しインターンシップや選考の募集をかけられるオンラインプラットフォームである。

今回、同サービスは新たにハッカソン機能を追加した。ハッカソンとは、エンジニアや開発者たちが定められた期間で集中的に開発を行い、成果を競い合うイベントを指す。コンペティションにより、従来のインターンシップより短期間で優秀なエンジニアの見極めが可能となる。

同サービスでは、まず企業にどんなプロジェクトでハッカソンをしたいか要望をヒアリングし、約3日間でハッカソンの内容を設計する。募集要項の作成や、参加者の募集も同サービスが担当する。ヒアリング~採用まで最短約6週間とスピーディーに採用が可能だ。

国内でのIT人材の獲得競争が激化する中、海外エンジニアをすばやく採用できるサービスの需要は高そうだ。

【参考URL】Tech Japan Hub、ハッカソンサービスを開始