株式会社ライボは同社が運営する「Job総研」において、「2022年 転職意識調査vol.2」を実施した。
調査結果は以下の通り。
転職経験について尋ねたところ、女性の81.9%、男性の77.4%が「転職経験あり」と回答し、女性の方が転職経験者が多い結果となった。
転職経験ありと回答した人に転職回数を尋ねたところ、「1回」が43.3%と最多で、次いで2回が20.8%、3回が15.7%となった。転職回数が3回以上の人の割合を年代別で見ると、年代に比例して転職回数が増える傾向が見られた。
転職において必須条件とするものを尋ねたところ、「年収アップ」が80.9%で最多だった。次いで「業務内容」62.1%、「休日・休暇制度の整備」57.5%と続く。最も少なかったのは「勤務時間」で唯一50%を下回った。
転職のメリットをどう考えるか尋ねたところ、「収入アップが見込める」と回答した人が63.5%と最多であった。僅差で「自身の可能性を広げられる」「働く環境の改善が可能」などが挙げられた。
一方で転職のデメリットについては、「人間関係のリセットによる労力」を挙げる人が60.2%と最も多かった。他には「経済的・心理的不安」「未経験の転職は即戦力にならない」などが挙げられ、転職活動そのものや戦力化への不安をストレスに感じる人も多いことが分かる。
転職がキャリア構築の手段として一般的になってきている一方で、転職活動にはメリットもデメリットもあることは変わらない。転職者が納得のいく選択ができるよう、サポートが必要だろう。
調査対象者:全国 / 男女 / 20~69歳
調査条件:1年以内~10年以上勤務している社会人で20人~1000人以上規模の会社に所属
調査期間:2022年1月7日~1月12日
サンプル数:810人
調査方法:インターネット調査
【参考URL】Job総研による『2022年 転職意識調査vol.2』を実施 8割が収入アップ必須条件に 転職のメリット”年収あげ”が最多