1月の有効求人倍率は1.20倍、前月から0.03ポイント上昇

厚生労働省が3月4日に発表した「一般職業紹介状況」によると、2022年1月の有効求人倍率(季節調整値)は1.20倍と、前月より0.03ポイント上昇した。

1月の新規求人(原数値)は前年同月比で14.6%増。有効求人が前月に比べて2.6%増加したのに対して、有効求職者が0.7%の増加に留まったため有効求人倍率が上昇した。

産業別に見ると、全ての産業で新規求人数の前年同月比がプラスとなった。宿泊業・飲食サービス業で38.8%、製造業で38.5%、情報通信業で24.7%と高い割合で増加した。求人活動は自動車品メーカーなど製造業を中心に回復が続いているという。

また、総務省が発表した1月の完全失業率(季節調整値)は2.8%。前月から0.1%悪化した。

【参考URL】一般職業紹介状況(令和4年1月分)について