転職者の58.2%が「転職により年収が上がった」、株式会社ライボ調査

近年は働き方が変化しており、転職を考える社会人も多い。また物価の高騰などから支出も増加傾向にあり、年収を上げる目的で転職する人も少なくない。

株式会社ライボは、同社が運営する「Job総研」において「転職と年収に関する実態調査」を行った。

調査結果は以下の通り。

転職経験者の58.2%が「転職により年収が上がった」と回答

転職によって年収がどう変化したか尋ねたところ、58.2%の人が「年収が上がった」と回答した。また上がった年収の平均額は39.8万円、中央値は50万円となった。

現在の年収が自己評価額より低い人は51.7%

現在の年収額と自己評価する額にギャップがあるかどうか尋ねたところ、51.7%の人が「自己評価より低い」または「どちらかというと自己評価より低い」と回答した。

また現在の年収の平均が616.6万円であるのに対し、自己評価する年収額の平均は680.6万円であった。現在の年収額が自己評価より64万円低く、そのギャップが大きいと分かった。

66.7%の人が「年収が上がった」転職を成功としている

これまでにした転職が成功といえるかどうか尋ねたところ、87.9%の人が「成功した」または「やや成功した」と回答した。また具体的に成功と感じた要因を尋ねたところ、66.7%の人が「年収が上がった」と回答し最多となった。

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今回の調査では、「年収が上がった」転職を成功と捉える人が多く、また半数以上の転職経験者が転職により年収が上がっていたことが分かった。一方で、現在の年収が自己評価と比べて低いと考える社会人も多く、大きなギャップがあることも分かった。今後も転職が当たり前という価値観が広がる中、高い年収を求めて転職を検討する人が増えるだろう。

調査概要

調査対象者:全国、男女、20~50代
調査条件:1年以内~10年以上勤務している社会人(20人~1000人以上規模の会社に所属)
調査期間:2022年6月8日~2022年6月13日
サンプル数:983人(転職経験あり561人 経験なし422人)
調査方法:インターネット調査

【参考記事】Job総研「転職と年収に関する実態調査」を実施