5月の有効求人倍率は1.24倍、前月から0.01ポイント上昇

厚生労働省が7月1日に発表した「一般職業紹介状況」によると、2022年5月の有効求人倍率(季節調整値)は1.24倍と、前月より0.01ポイント上昇した。

5月の新規求人(原数値)は前年同月と比較すると17.2%増。産業別に見ると、宿泊業,飲食サービス業で54.3%、製造業で23.9%、学術研究,専門・技術サービス業とサービス業(他に分類されないもの)で18.4%増加した。

有効求職者の伸びを有効求人の伸びが上回り、5か月連続で有効求人倍率が前月を上回る形となった。産業別には製造業が堅調な増加を続けているほか、宿泊業や飲食業、娯楽業などのサービス業での伸びが目立つ。

また、総務省が発表した5月の完全失業率(季節調整値)は2.6%。前月から0.1%悪化した。

【参考URL】一般職業紹介状況(令和4年5月分)について