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コロナ禍によりリモートワークを導入する企業が増えたが、特にITエンジニアではその傾向が顕著である。
paiza株式会社は、同社が運営するITエンジニアの新卒採用プラットフォーム「paiza新卒」の利用企業を対象に、「新卒ITエンジニアのフルリモートワーク実施状況」を調査した。
調査結果は以下の通り。
新卒のITエンジニアに対してフルリモートワーク(原則的に出社がない働き方)を導入しているかどうか尋ねたところ、16.8%の企業が「導入している」と回答した。
導入した理由は「コロナ禍によりフルリモートになったが、業務上支障がほとんどなかったため全従業員でフルリモート体制にシフトした」などが挙げられている。
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新卒のITエンジニアに対してフルリモートワークを実施開始する時期を尋ねたところ、60.0%の企業が「入社後すぐから」と回答した。多くの企業が研修も含めてリモートワークを実施していることが分かる。
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人事担当者に対して新卒ITエンジニアにフルリモートワークを導入するメリットを尋ねたところ、50.0%の人が「地方学生が採用できるようになった」と回答し最多となった。次に「優秀な応募者が増えた」が20.0%と続いている。
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今回の調査では、新卒ITエンジニアのフルリモートワーク導入により「地方学生が採用できるようになった」などのメリットを感じている人事担当者が多いと分かった。ITエンジニア人材が不足している中、リモートワークを導入して採用できる人材の幅を広げることは有用といえる。
調査期間:2022年6月10日~2022年6月20日
調査方法:インターネットによる調査
調査対象:「paiza新卒」利用中のIT企業で、新卒社員のフルリモートワークを実施している企業の人事
※上記企業のITエンジニアの人数:10~50人未満(20%)、50~100人未満(40%)、100~200人未満(20%)、200~500人未満(10%)、500人以上(10%)
有効回答数:10社
【参考記事】paiza、「新卒ITエンジニアのフルリモートワーク実施状況」を調査。実施の理由や方法、メリットなどが明らかに