6月の有効求人倍率は1.27倍、前月から0.03ポイント上昇

厚生労働省が7月29日に発表した「一般職業紹介状況」によると、2022年6月の有効求人倍率(季節調整値)は1.27倍と、前月より0.03ポイント上昇した。

5月の新規求人(原数値)は前年同月と比較すると12.0%増。産業別に見ると、宿泊業・飲食サービス業で30.9%、製造業で16.9%、生活関連サービス業・娯楽業で16.7%増加した。

2022年1月より6か月連続で有効求人倍率が前月を上回った。6月は新型コロナウイルスの感染状況が落ち着いていたため、宿泊業・飲食業を中心に求人数が回復したとみられる。一方で7月以降感染が再拡大しており、今後求人数にも影響が出る可能性がある。

また、総務省が発表した6月の完全失業率(季節調整値)は2.6%。前月から横ばいの推移となった。

【参考URL】一般職業紹介状況(令和4年6月分)について