Sansan株式会社は、2022年に転職をしたビジネスパーソンを対象に、「転職とリスキリングに関する調査」を実施した。
調査結果は以下の通り。
転職先での就業にあたってリスキリングをする必要があったかどうか尋ねたところ、73.7%の人が「ある」または「どちらかといえばある」と回答した。多くの人が転職時にリスキリングに取り組んでいたことが分かる。
今後もまた転職をすると思うか尋ねたところ、「しないと思う」と回答した人は11.5%のみとなった。多くの人が、転職したばかりでも再度転職する可能性があると感じている様子がうかがえる。
続いて現在の転職先についてどのくらいの期間での就業を想定しているか尋ねたところ、43.7%の人が「3年未満」と回答した。次いで21.3%の人が「3年以上、5年未満」と回答し、65.0%の人が「5年未満」と考えている。
年代別にみると、「5年未満」と回答した人が20歳~29歳では72.0%、30歳~39歳では78.0%となっている。30代以下では7割以上の人が5年未満で再度転職することを検討していると分かった。
2022年の転職時に使用したサービスを尋ねたところ、49.9%の人が「転職サイトの求人」と回答し最多となった。次いで「転職エージェント」が46.9%、「ダイレクトリクルーティング」が31.5%と続いている。近年注目の集まるダイレクトリクルーティングの利用が広まっている様子がうかがえる。
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今回の調査では、多くの人が転職から5年未満で再度転職することを考えている様子がうかがえた。今後は採用だけでなく、どう人材に定着してもらうかが課題となりそうだ。
調査名:転職とリスキリングに関する調査
調査方法:オンライン上でのアンケート調査
調査地域:全国
調査対象:2022年に転職をした20~50代のビジネスパーソン1000名(各世代250名)
調査期間:2023年1月11日~2023年1月12日
調査企画:Sansan株式会社