内定先の決め手は「社風や雰囲気」が28.5%で最多、株式会社プレシャスパートナーズ

株式会社リクルートが行った「2023年6月1日時点内定状況」の調査によると、24卒学生の6月1日時点での平均内定取得企業数は2.32社であった。現時点で学生一人あたり平均で1.32社内定を辞退することになる。就活売り手市場が続く中で企業が内定承諾を得るためには、学生が会社に求めるものをしっかりと理解しアピールしていくことが大切だ。

株式会社プレシャスパートナーズは24年卒の大学生を対象に「就職活動に関する調査」を実施した。

調査結果は以下の通り。

就職活動時に知りたい情報は「会社の雰囲気」が70.6%で最多

就職活動時に知りたい情報を尋ねたところ、「会社の雰囲気」70.6%がで最多であった。次いで「経営者の考え方や人柄」が65.8%、「給与などの待遇・福利厚生」が58.3%と続く。社風や経営者の考え方など、企業文化を重要視している学生が多いことが分かった。

内定先の決め手は「社風や雰囲気」が28.5%で最多

内定先の決め手を尋ねたところ、「社風や雰囲気」が28.5%で最多であった。次いで「成長できる環境である」が15.7%、「事業内容・業務内容」が14.3%と続く。

詳細結果はコチラ

今回の調査では学生が社風や雰囲気を重視して企業選びをしていることが分かった。内定を出した後も社内の雰囲気が伝わる情報を発信するなど、学生に自社のカルチャーを積極的に伝えていくことが重要となるだろう。

調査概要

調査名: 就職活動に関する調査
調査期間:2023年1月30日~2023年5月24日
調査機関:株式会社プレシャスパートナーズ調査
調査方法:インターネット調査
調査対象:就職イベント「WinC Audition」に参加した学生
有効回答数:477名

【参考URL】【24新卒】内定先の決め手は「社風や雰囲気」(28.5%)が最多/70.6%が「会社の雰囲気」を就活時に知りたい