人事の65%が応募者の生成AI利用に肯定的、株式会社ZENKIGEN調査

近年、ChatGPTなど生成AIの注目度が高まる中、転職活動に生成AIを活用する人が増えている。株式会社学情が2023年6月に行った「ChatGPTに関する調査」によれば20代の6人に1人が転職活動でChatGPTを使用している。

株式会社ZENKIGENは、人事担当者を対象に採用応募者の生成AI利用に関する意識調査を行った。

調査結果は以下の通り。

人事担当者の65%が候補者の生成AIの利用について肯定的

応募者が就職活動に生成AIを利用することについてどう感じているかを尋ねたところ、65.0%の人事担当者が「肯定的である」と回答した。30.0%が「中立である」と回答したものの、「否定的である」「やや否定的である」との回答はなく、候補者の生成AIの利用について人事担当者の大半は抵抗感を持っていないと分かった。

「肯定的である」と回答した人事担当者にその理由を尋ねたところ、「AI活用はこれから必須のスキルだから」が84.6%で最多であった。次いで「応募者の時間・労力を減らすことができるから」が46.2%、「エントリーシート等、文章の精度が上がるから」15.3%と続く。企業でも業務効率化などにおいてAI活用の動きが広まる中、AIリテラシーを持った人材を評価する姿勢を見せる人事担当者が多いようだ。

生成AIの利用について70.0%が「対応・対策はしていない」

応募者の生成AIの利用についての対応や対策の状況を尋ねたところ、35.0%が「対応・対策しておらず、今後も対応・対策の予定はない」、35.0%が「対応・対策していないが、今後対応・対策をする予定」と回答した。合わせて70%が現時点では「対応・対策はしていない」と分かった。

人事担当者の60%が業務で生成AIを利用

人事業務で生成AIを利用しているか尋ねたところ、60%の人事担当者が「会社として公式に利用している」または「個人的に利用している」と回答した。人事担当者自身もAIの活用を進めていると分かった。

詳細結果はコチラ

今回の調査では、人事担当者の多くが日々の業務でAIを活用し、応募者の生成AIの利用についても肯定的であると分かった。労働人口の減少などにより採用が通年化・早期化する中、採用活動や就職・転職活動に効率が求められている。この流れを受け、今後は求職者・人事担当者のどちらにおいても、AIの活用が進んでいくだろう。

調査概要

調査機関:株式会社ZENKIGEN
調査対象:人事担当者20名

【参考URL】人事担当者に聞く「採用応募者の生成AI利用に関する意識調査」65%が就職活動に生成AIを利用することについて肯定的