20代の32.1%が「希望の通勤時間は15分~30分」と回答、株式会社学情調査

株式会社学情は20代を対象に「通勤時間」に関するアンケート調査を実施した。調査結果は以下の通り。

「希望の通勤時間は15分~30分」32.1%

希望の通勤時間は、「15分~30分」が32.1%で最多であった。次いで「30分~45分」が26.7%、「45分~1時間」が24.8%と続いており、20代の91.3%が通勤時間は「1時間以内」を希望していることが分かる。「15分以内」「15分~30分」と回答した人からは、「通勤時間は意外と体力を消耗するので、できるだけ短くしたい」「時間を有効活用したい」などの声が上がった。一方で「30分~45分」「45分~1時間」を希望する人は、「通勤時間に勉強したいので、1時間以内までは許容できる」「通勤時間は、仕事とプライベートの気持ちを切り替える時間にもなるので、短すぎず長すぎない時間が良い」と考えているようだ。

テレワークを経験した20代の32.0%「通期時間を短くしたい」

テレワーク経験のある20代のうち、32.0%が「(新型コロナの影響を受け)通勤時間を短くしたいと思うようになった」と回答した。一方、テレワークを経験していない20代で同様に回答した人は24.1%に留まった。テレワーク経験のある20代のほうが「通勤時間を短くしたい」と考えている割合が高く、テレワークで「通勤時間」のない生活を経験することで「通勤」への考え方にも変化が生じていると推察される。

20代のテレワーク経験者の49.0%が、「便利さ重視で都心に住みたい」と回答

住む場所や住環境について、テレワークを経験している20代の49.0%が「プライベートを含めた便利さ重視で都心に住みたい」「どちらかと言えば、プライベートを含めた便利さ重視で都心に住みたい」と回答した。「家の快適さ重視で郊外に住みたい」「どちらかと言えば、家の快適さ重視で郊外に住みたい」と回答した人は33.3%に留まり、「都心に住みたい」が「郊外に住みたい」を15.7ポイント上回った。20代はテレワークを実施する場合でも、「都心」に住むことを希望する人が多いと伺える。

調査概要

・調査対象:[20代専門]転職サイト「Re就活」へのサイト来訪者
・調査方法:「Re就活」にアクセスしたサイト来訪者に、アンケートのポップアップを表示
・調査期間:2021年4月30日~2021年5月10日
・有効回答数:427名

【参考URL】【20代意識調査】希望の通勤時間は「15分~30分」が32.1%で最多。テレワーク経験者のほうが、「通勤時間を短くしたい」傾向。テレワークを経験した20代の49.0%が「都心に住みたい」と回答。