「生成AI」関連の契約案件数 昨年比8.4倍に、株式会社クラウドワークス調査

株式会社クラウドワークスは、同社が運営するクラウドソーシングサービス「CrowdWorks」における「生成AI」に関連する契約案件数を調査した。

調査結果は以下の通り。

生成AI関連の契約案件数 昨年比8.4倍に

2022年12月から2023年11月までの1年間で生成AI関連の契約案件数は、合計5,832件であった。2023年11月の契約案件数を昨年同月と比較すると8.4倍となっている。

増加の背後には、特にライティングおよびビジネス事務のカテゴリでの顕著な伸びが見られる。具体的には、ChatGPTの台頭がライティングカテゴリにおける需要を大きく押し上げ、同時にビジネス事務においては生成AI開発の機械学習に必要なアノテーション作業の影響が著しいものとなった。

生成AI関連の契約案件単価は他仕事比1.8倍 

生成AI関連の仕事を受注するワーカーの契約案件単価は、他の仕事を受注するワーカーの単価と比較して1.8倍と高い傾向にあった。職種別では、ITエンジニア、非IT技術者、およびビジネス職種が特に収入の拡大に寄与し、中でもITエンジニアは3.5倍、非IT技術者は6.8倍、ビジネス職種は3.3倍の差が見られた。

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今回の調査では、生成AI関連の求人がITエンジニア職だけでなく、ライティングや事務などのカテゴリでも伸びてきていることが分かった。今後の動向にも注目だ。

【参考URL】クラウドワークス、生成AI関連の契約案件数 昨年比8.4倍に