近年、終身雇用が常識ではなくなり、個人が主体的にキャリアを形成するキャリア自律の考えが広まりつつある。
このような背景から、株式会社ビズリーチが運営する研究機関「ビズリーチ WorkTech研究所」は、管理職への転職やキャリア観に関する意識調査を実施した。
調査結果は以下の通り。
今後管理職になりたい、または続けたいと思うか尋ねたところ、42.0%のビジネスパーソンが「なりたい(続けたい)」と回答した。「どちらかといえばなりたい(続けたい)」の回答と合わせて、74.3%のビジネスパーソンが管理職のポジションに前向きであることがわかった。
現在マネジメントを行っている人に対して管理職をつづけたい理由を尋ねたところ、「組織や部門の方向性を決定する権限と責任を持てるから」が62.9%で最多となった。次いで「給与(報酬)を上げたいから」が62.3%、「人材育成に興味があるから」が38.8%と続く。
これまでにマネジメント経験がない人の管理職になりたい理由としては、「給与(報酬)を上げたいから」が75.2%で最多となった。
詳細結果はコチラ
多くの方が社内で出世するためではなく、自身の給与アップやキャリアの選択肢として管理職を目指しているとわかりましたね。マネージャーポジションの採用に課題を感じている担当者の方は、同調査をチェックしてみてはいかがでしょうか!
調査概要
調査内容:キャリア観や転職に関するアンケート
調査対象:ビズリーチ会員
調査期間:2024年4月22日~2024年5月5日
有効回答数:1,290
【参考URL】ビジネスパーソンの7割が「管理職になりたい、または続けたい」管理職志望者の新たな傾向:出世よりも報酬やスキルアップを重視