マンツーマンオンラインプログラミング塾「侍エンジニア塾」を運営する株式会社侍は、プログラミング学習の挫折についてのアンケートを298名に対し実施しました。これにより、プログラミング学習者が挫折を抜け出すために必要なことが明らかになりました。 |
プログラミング学習における挫折の経験者は約9割、その理由は?
実施したアンケート回答者298名のうち、240名の「プログラミング学習経験者」を対象に、「挫折や行き詰まりを感じたことはありますか?」という質問をすると、「はい」と回答した人が87.5%と、おおよそ9割の人が挫折を経験していることが分かりました。
その理由として、最も多かったのが「不明点を気軽に聞ける環境になかった」、次いで「エラーが解決できなかった」、「モチベーションが続かなかった」という結果になりました。
挫折時に求められていることは環境づくり
また、「挫折タイミングにおいてあったらよかったこと」の質問では、「不明点を聞ける環境」が62.5%と、圧倒的に多く、挫折理由と同様、環境に対する改善が必要という結果が明らかになっています。
独学者が多い背景から見えるIT人材の育成方法とは
さらに、現在プログラミング学習は独学をしている人が多いという調査結果も出ており、プログラミング学習時は、エラーが出た際に自分で解決することが困難な状況下であることが分かります。このことから見ても、気軽に聞ける環境にないことが背景となり、人材の成長の妨げに繋がっていると想像出来るでしょう。
2019年4月に発表された経済産業省の調査によると、「2030年には最大約80万のIT人材が不足する」ことが明らかになっています。IT人材を社内で育成するためには「気軽に聞ける環境・文化」を作っていく必要があるでしょう。
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調査概要
調査期間:2019年8月13日〜8月20日
調査方法:インターネット調査
サンプル数:n=298
対象:10代〜80代の男女(10代:59名、20代:114名、30代:44名、40代:33名、50代:27名、60代以上:16名、回答なし:5名)
【参考URL】
プログラミング学習者の約9割が挫折を経験 挫折時に「気軽に聞ける環境があればよかった」人が6割に
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