中国の現地大学に聞く、新型コロナウイルスによる大学&中国人学生への影響

株式会社ASIAtoJAPANは新型コロナウイルスによる中国の大学や就職活動への影響についてヒアリングを行いました。

授業はオンラインに

本来であれば2月下旬に長期休暇が終わり、授業が始まる予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から登校は禁止になっています。授業をweb会議サービス「Zoom」で行うこととなり、3月よりオンライン授業がスタートしましています。 

今後の状況によっては卒業時期が本来6月中旬より後ろ倒しになる可能性も出てきていますが、「今のところ10月入社には間に合う見込み」とのことです。

移動ができず就職活動に影響がある学生が増加

就職活動においては採用活動を中断する企業も多く、日本での就業希望者も来日ができないため、動きようがない状況です。

3月24日(火)、25日(水)開催予定の「StudyGoWork JAPAN 面接会」では新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観点からオンライン参加を受け付けていますが、中国人学生の参加希望者は増加傾向にあります。

オンライン対応が可能であれば、今は優秀な中国人学生を採用したい企業にとってチャンスとも言えそうです。

Study Go Work JAPANの新型コロナウィルスに対する対応

「Study Go Work JAPAN」とは、日本での就職を希望するアジアの理系外国人学生に対し、各大学内で「Study Go Work JAPAN 日本語授業」を無料で提供し、日本語を教え、学生を無料で「Study Go Work JAPAN 面接会」に招待し、日本で面接を行うプログラムのことです。2020年3月時点でアジア9か国1地域の18大学と提携しています。 

参加費は無料で、面接の結果、採用が決定し、学生が内定承諾書にサインをした時点で成功報酬として費用が発生する仕組みです。これまでに120社以上の企業が参加しています。 

現在「Study Go Work JAPAN 面接会」はおよそ月に1回行なっており、次回開催は3月24日(火)、25日(水)を予定しております。   

通常は対面にて直接面接を行なっておりますが、3月および4月は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大を防止する観点から、オンラインでの参加も可能です。 

【参照URL】中国の現地大学に聞く、新型コロナウイルスによる大学&中国人学生への影響