21卒学生は内定承諾において「社風や雰囲気」を重要視、プレシャスパートナーズ調査

株式会社プレシャスパートナーズは21卒の学生を対象に「就職活動に関する調査」を実施した。結果は以下の通り。

90%がWEB説明会の参加経験あり、メリットは「交通費がかからない」

学生の90%がWEB説明会の参加経験があることが分かった。新型コロナウイルス拡大防止のため各企業が説明会をオフラインからオンラインに移行したことが大きな要因と考えられる。

就職活動時に知りたい情報は「会社の雰囲気」83%

就職活動時に知りたい情報として、「会社の雰囲気」が83%で最多。次いで「働く社員の声」「経営者の考え方や人柄」と続き、学生は働く環境や人に関する情報を求めていることが分かった。

内定承諾の決め手になりうるもの1位は「社風や雰囲気」

内定承諾の決め手になりそうなものとして「社風や雰囲気」が33%で最多、次いで「働く人」が24%の結果となった。実際に働く上で企業のカルチャーが重要視されているようだ。

今回の調査で学生は「会社の雰囲気」や「働く社員の声」など働く環境や働く人の情報を求めていることが分かった。これらの情報は実際に企業に訪問し、直接質問したり感じたりすることで得られるものであるため、オンラインでこれらの情報を集めることは難しい。オンラインでの採用活動が主流となりつつある今、採用が上手くいっていない企業はカルチャーの伝え方を改めて見直す必要がありそうだ。

調査概要

調査名:就職活動に関する調査
調査方法:インターネット調査
調査期間:2020年5月21日~6月3日
調査対象: 2021年に卒業予定の大学生
有効回答数:90名

【参考URL】2021年卒、内定承諾の決め手になりそうなものは「社風や雰囲気」