21卒学生の過半数が複数の内定取得、株式会社ジェイック調査

株式会社ジェイックは2020年9月1日から9月4日に、就職活動を終了した21卒学生を対象にした「内定先に関するアンケート」を実施した。結果は以下の通り。

過半数の学生が内定を複数取得

内定取得数を尋ねたところ、「1社」と答えた人が45%で最多ではあるが2社以上取得している人が55%と過半数を占める結果となった。複数取得者のうち40.7%が2~3社取得、4社以上取得した人は少数であった。

入社企業の決め手「やりたい仕事ができる」19.2%

入社企業を選んだ決め手について、「やりたい仕事ができる」と回答した人は19.2%であった。次いで「働きがいがある」が14.6%、「一緒に働く人・社風が魅力的」が13.8%と続いた。「福利厚生」や「給料」などの待遇面の理由よりも多く挙げられる結果となった。

内定を複数取得した学生は、福利厚生などの待遇面よりも仕事内容や社風など、自分にマッチする企業かどうかを決め手としている人が多いようだ。企業は社風や社員など、実際の社内の雰囲気を発信していくことが重要となりそうだ。

調査概要

内定先に関する21卒学生アンケート
対象:同社の新卒向け就職支援サービス「新卒カレッジ」に登録した2021年卒業予定者
回答者数:140名(内定取得者)
期間:2020年9月1日-9月4日

【参考URL】【2020年9月実施 内定先に関する21卒学生アンケート】入社企業の決め手は「やりたい仕事ができる」「働きがい」「人・社風」 過半数が内定を複数取得