株式会社学情は、2022年3月卒業予定の大学生・大学院生を対象に就職活動に関するインターネットアンケートを実施した。結果は以下の通り。
インターンシップへの参加や自己分析、業界研究など就職活動の準備を進めている人は2020年8月時点で85.8%であった。21卒学生と比較して3.9ポイント上昇し、多くの学生がすでに就職活動を始めていることがわかった。
就職活動を開始した時期について、46.3%はインターンシップサイトがオープンする6月1日以前から開始していることがわかったが昨年より13.8ポイント減少した。一方で6月以降に就職活動準備を開始した人は昨年から13.8ポイント増加した。新型コロナウイルスの影響で企業側にも動きに遅れが生じていることから、6月1日以前の学生の動きが鈍化したと考えられる。
結果詳細はコチラ
21卒学生の就職活動が新型コロナウイルスの影響で長期化していることもあり、22卒の就職活動にも遅れが生じているところがありそうだ。動きが変化しつつある新卒採用市場の動向に今後も注目していきたい。
調査概要
・調査対象:「あさがくナビ2022(通年採用対応ジョブ型 インターンシップサイト)」へのサイト来訪者
・調査方法:「あさがくナビ2022」トップページとメルマガでアンケート回答依頼
・調査期間:2020年8月19日~8月31日
・有効回答数:809名
【参考URL】【2022年卒】インターンシップ参加など、就職活動準備を始めている学生が85.8%。準備開始時期は、「6月」「7月」「8月」が昨年よりも増加の傾向。