2020年度新卒の就活生の49.3%が「オンライン面接の対応可否が応募意欲に影響する」、株式会社ZENKIGEN調査

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で採用活動はオンライン化が急増し、新卒者の就職活動事情は大きく変化した。

株式会社ZENKIGENは株式会社シード・プランニングと共同で、2020年度新卒の就活生(2020年9月、2021年3月、2021年9月卒業予定者)に「オンライン就活」に関するアンケート調査を実施した。結果詳細は以下の通り。

3割が企業説明会でオンラインを希望

企業説明会や面接について、オンラインか対面のどちらを希望するか尋ねたところ、「対面が良い」「どちらかといえば対面が良い」と回答した人は企業説明会では45.2%、一次面接では53.1%、最終面接では73.4%であった。一方で、「オンラインが良い」「どちらかといえばオンラインが良い」と回答した人は企業説明会で29.8%、一次面接では27.6%、最終面接では10.6%であった。

対面での選考のニーズは根強いものの。オンラインを希望する学生も3割いるため、採用活動において対面とオンラインを上手く使い分けることが必要となりそうだ。

オンライン面接の対応可否「応募意欲に影響ある」49.3%

企業のオンライン対応が応募意欲に影響を与えるかについて尋ねたところ、「影響がある」「どちらかといえば影響がある」と回答した人は49.3%と、かなり影響を与えていることがわかった。

リモートワーク推奨企業「志望度上がる」55.5%

企業がリモートワークを推奨しているか否かが志望度に影響を与えるか尋ねたところ、「志望度は上がる」「やや志望度は上がる」と回答した人は55.5%であった。企業の柔軟な対応の有無が学生の志望度にも影響を与えているようだ。

結果詳細はコチラ

新型コロナウイルスはまだ収束しておらず、今後もしばらく採用活動に影響すると考えられる。新卒者の自社への応募意欲を高めるために、企業は新型コロナウイルスに対して柔軟に対応していく必要がありそうだ。

調査概要

調査主体:株式会社ZENKIGEN
調査時期:2020年9月
調査方法:WEBアンケート調査
調査対象:2020年9月、2021年3月、2021年9月卒業(予定)者1030名
調査機関:株式会社シード・プランニング

【参考URL】2020年度新卒の就活生*の約半数がオンライン面接への対応可否が応募意欲に影響