就活相談は例年と比較して「減っている」35.2%、株式会社学情調査

株式会社学情は新型コロナウイルスの感染拡大や入構制限、授業のオンライン化を受け、大学キャリアセンターの「就職支援」に関するアンケートを実施した。結果は以下の通り。

就活相談の対応方法「オンライン」最多

2020年11月時点の就活相談の対応方法について尋ねたところ、「オンライン」と回答した人が最多の89.5%であった。次いで「対面」が88.6%と続く。緊急事態宣言下で「対面」は15.7%に留まっていたものの、徐々に増加していき今回88.6%という結果となった。

就活相談は例年と比較して「減っている」

就活相談について例年と比較したときの増減について尋ねたところ、「かなり減っている」「減っている」と回答した人が35.2%と、「かなり増えている」「少し増えている」の23.8%を上回る結果となった。減っている理由として、「オンライン授業でキャンパスに通う機会が減っており、ついでに相談する機会もなくなった」などが挙げられた。一方で増えている理由としては「例年よりも内定を獲得できていない学生が多いから」「Web面談など例年と異なる対応が求められているから」が挙がった。

結果詳細はコチラ

調査概要

調査対象:全国の大学キャリアセンターの就職指導担当者
調査方法:Web上でのアンケート
調査期間:2020年11月24日~12月1日
有効回答数:210件

【参考URL】【大学アンケート】2021年卒学生の「就活相談」は「オンライン対応」が最多。就活相談は「減っている」が35.2%で、「増えている」を上回る。学生の「オンライン疲れ」を指摘する声も。