株式会社学情は2021年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に「就職活動・内定獲得の状況」に関して調査を実施した。結果は以下の通り。
現在の内定の獲得状況について尋ねたところ、62.4%の学生が「内定を獲得していない」と回答した。
内定を得ていない学生が就職活動を継続している理由について、「コロナの影響で、就職活動を始めるのが遅くなったから」が最多の57.6%であった。また、「コロナの影響で、希望していた業界・企業の採用がなくなったから」と回答した人は26.7%で、「希望していた観光・航空業界の採用がストップし、途中から希望業界を変更した」という声もあがった。新型コロナウイルスの影響で希望業界・志望企業の変更を余儀なくされ就職活動を継続する人が多いようだ。
内定を獲得済みの学生に対して就職活動を継続する理由を尋ねたところ、「より自分に合う企業を探したいから」と回答した人が64.3%で最多であった。次いで「より希望に合う業界・職種で働ける企業を探したいから」で31.8%、「コロナ禍で数社しか選考を受けられず、入社を決めていいか分からない」で26.6%と続く。新型コロナウイルスの影響で選考のオンライン化が進み、社員と交流する機会が減ったため内定先の企業に納得感を持てず就職活動を継続している人が多そうだ。
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調査対象:「あさがくナビ2021(ダイレクトリクルーティングサイト会員数No.1)」へのサイト来訪者
調査方法:Web上でのアンケート
調査期間:2020年11月17日~12月16日
有効回答数:416名
【参考URL】【2021年卒】就職活動を続ける学生の62.4%は内定獲得経験なし。「希望していた観光・航空業界の採用がストップし、途中から希望業界を変更した」の声も。