paiza株式会社は、2022年卒業予定の理系学生を対象にコロナ禍における就職活動に関するアンケートを実施した。結果は以下の通り。
コロナ禍で就活様式が変化したことでプラスに働いたことについて尋ねたところ、「オンライン化によって、説明会や選考に参加するための移動手段がなくなり、活動時間が増えた」と回答した人は48.6%であった。そのほか外出が減ったことでスキルアップや情報収集、選考対策に時間をかけられたという回答も目立った。
コロナ禍での就職活動での困りごとや悩みについて尋ねたところ、「友人との情報交換の機会が減った」と回答した人が最多の49.5%であった。次いで「求人数が減ったのではないかと不安に感じる」が45.7%と続く。就職活動にかけられる時間が増えたにもかかわらず、企業の情報収集が満足にできず判断材料の不足に悩む人が多いようだ。
結果詳細はコチラ
オンラインでの採用活動が一般化しつつある今、企業の情報発信の重要性が増している。企業は自社の情報を積極的に発信していくことで学生の志望度を上げられるのではないだろうか。
調査概要
「新型コロナウイルスによる学業・就職活動への影響調査」
調査期間:2020年12月3日〜16日
調査方法:インターネットによる調査
調査対象:「paiza新卒」を利用中の2022年卒業予定の理系学生
有効回答数:105名
【参考URL】【2022年卒理系学生向け就活意識調査】コロナ禍で「就職活動の時間は増加」も「企業選びの情報が足りない」オンライン中心の就職活動で悩む姿が浮き彫りに