22卒学生の企業選びで重視するポイント「企業の将来性があるか」43.3%、株式会社ジェイック調査

株式会社ジェイックは22卒学生を対象に「新型コロナウイルスによる就職活動への影響に関する状況調査」を実施した。結果は以下の通り。

「新型コロナウイルスの影響で志望業界や業種を変更した」28.2%

新型コロナウイルスの影響で志望業界や業種を変えたかについて尋ねたところ、22卒学生の28.2%が「変えた」と回答した。同様の質問に対し21卒学生では31.4%が「変えた」と回答していることから、卒業予定年度にかかわらず新型コロナウイルスが企業や社会に与えた影響を目の当たりにして志望業界や業種を見直したようだ。

22卒学生の企業選び「企業の将来性があるか」を重視

新型コロナウイルスの影響で企業選びで重視するようになったことについて尋ねたところ、「企業の将来性があるか」と回答した22卒学生が43.3%で最多であった。21卒学生では27.7%であったため15ポイント高く、企業の将来性について慎重に検討して就職活動をおこなっているようだ。一方で「勤務地」を重視すると回答した人が21卒学生の25.5%から22卒学生は9.6%と約16ポイント減少しており、就職活動がオンライン化し通勤などの意識が薄れたことが影響していると考えられる。

調査概要

名称:新型コロナウイルスによる就職活動への影響に関する状況調査
対象:同社の特性マッチングサイト「FutureFinder(フューチャーファインダー)」に登録した22卒学生
回答者数:117名
期間:2021年1月6日~1月14日

【参考URL】2021年1月実施 新型コロナウイルスに関する22卒学生アンケート4割以上が「企業の将来性」を重視