リクナビの調査によると、就職活動において「3月以降は説明会の参加や、面接の準備などに時間を取られ、ばたばたしてしまい、自分に合う企業探しを十分にできなかった」という声が学生から上がっている。また、今年も新型コロナウイルスの影響で変則的に就職活動を進めることになると予想される。
株式会社リクルートキャリアは2021年3月1日、2022年卒の学生（大学院、大学、短大、専門学校、高専、専門学生・外国人留学生）および既卒生を対象にした就職情報サイト『リクナビ2022』をグランドオープンする。今期は2月15～28日を「就活直前準備期」とし、グランドオープンに先駆けて『リクナビ2022』に掲載する企業の採用情報を公開した。プレエントリー、説明会予約をする学生の個人情報が企業に送信されるのは例年と同様に3月1日だが、学生は「就活直前準備期」に余裕をもって事前に情報の収集が可能になる。
「就活直前準備期」に学生ができることは以下の通り。
従来は『リクナビ』がグランドオープンする3月1日まで、学生は採用情報をもとに興味のある企業を発見・検討できなかったが、『リクナビ2022』では就職活動が本格的に開始する前に情報に触れ、備えられる。
掲載情報を確認し選考情報の詳細を知りたい企業があればプレエントリーする企業として事前に選択できる。「就活直前準備期」に事前に選択していたプレエントリー情報は3月1日に企業へ送信される。学生は3月1日以降にエントリーシートの提出締切や説明会・面接の開催情報など、選考に必要な情報を受け取れる。
就職活動が始まる3月1日に向けて企業が具体的な仕事内容や職場の雰囲気を学生に伝える「企業＆仕事研究合同WebセミナーLIVE」を開催する。2月15日から20日までの期間限定で約500社が参加予定である。動画は生配信と録画の2パターンがあり、生配信の企業にはチャットを使って学生からタイムリーに質問できる。
また、新型コロナウイルス感染症の収束にめどが立たない現状も踏まえ、個社の説明会をサイト上で視聴できる動画サービス『リクナビ FaceMovie』を『リクナビ2021』から引き続き『リクナビ2022』でも提供していく。
「就活直前準備期」が設定されることで例年と異なる学生の動きが予想される。3月1日以降のエントリー状況などの動向に注目だ。
【参考URL】2022年卒の学生・既卒生のための就職情報サイト 『リクナビ2022』3/1（月）グランドオープン 今年は2/15（月）から「就活直前準備期」として企業採用情報公開
