理系人材の推薦経由での応募者「減少している」40.0%、株式会社POL調査

株式会社POLは、理系人材の採用に携わる人事を対象に各社の推薦制度の実態に関するアンケート調査を実施した。結果は以下の通り。

推薦制度を「利用していない」59.6%

推薦制度の利用状況について尋ねたところ、59.6%の企業が「利用していない」と回答した。すでに理系人材の採用において推薦制度を利用していない企業が多いようだ。

推薦経由の応募学生の質の変化について「低下している」と回答した企業が35.0%であることから、推薦制度を利用しない理由の一つとして学生の質の低下が考えられる。

推薦経由の応募人数「減少している」40.0%

推薦経由での応募人数の変化について尋ねたところ、「10年以上前から減少」「5年ほど前から減少」「3年ほど前から減少」していると回答した企業が40.0%であった。学生が徐々に推薦離れしている様子が伺える。

結果詳細はコチラ

今回の結果について、同社エンタープライズチームリーダーの山永氏は「LabBaseは推薦制度における課題を解決し、企業も学生もより納得感のある採用/就職活動ができる世界を作っていきたいと考えています」とコメントしている。

調査概要

調査期間:2021年1月20日〜1月27日
調査方法:WEBアンケート
調査対象:理系人材を採用している人事担当者
有効回答:99件

【参考URL】推薦経由での応募、4割の企業で「減少」 理系学生スカウトのPOLが約100名の人事に調査