2021年の中途採用「実施する」81%、エンワールド・ジャパン株式会社調査

エンワールド・ジャパン株式会社は、外資系企業および日系グローバル企業を対象に「2021年の中途採用の見通し」についてアンケートを実施した。結果は以下の通り。

2021年に中途採用を「実施する」81%

2021年の中途採用予定について尋ねたところ、81%の企業が「行う」と回答した。業界別で見てみると、「IT・通信」「医療・製薬・ライフサイエンス」で「採用を行う」と回答した企業が90%以上であった。

中途採用人数「2020年と同等」38%

中途採用人数の変化について尋ねたところ、「2020年と同等」と回答した人が最多の38％であった。次いで「増加」が33%と続く。

採用人数を増加する理由として、「2020年よりも事業拡大や売上高の目標が高い」と回答した企業が最も多かった。次いで「会社・事業の業績が好調」と続く。

今回の結果について、同社の人材紹介事業部統括部長の狐崎氏は「コロナ禍での企業の対応やスピード、リモートワークへの移行や適応力など、転職希望者が転職先を選定する目線も厳しくなっています。企業が優秀なグローバル人材を採用するためには、会社の理念や姿勢など、転職希望者が共感できるメッセージを含めた、企業の情報発信が重要になっています」とコメントしている。

【参考URL】外資系・グローバル企業における、2021年の中途採用見通し調査