複業マッチングプラットフォーム「Another works」運営の株式会社Another works、総額1.6億円の資金調達

昨今、働き方改革や新型コロナウイルスの影響で、転職や複業を検討する就業者が増加している。企業側も人材採用や社員の離職防止、エンゲージメント向上の観点から複業制度の導入や複業人材の受け入れを検討し始めている。

株式会社Another worksは総額1.6億円の資金調達を実施した。株式会社ベクトル、個人投資家の梅田裕真氏、他複数の個人投資家などを引受先とした第三者割当増資によるものである。

同社は複業マッチングプラットフォーム「Another works」を運営・開発している。登録タレントに複業の機会を創出するほか、企業や行政とも連携して複業解禁や複業人材の登用を推進してきた。

今回調達した資金は、AI技術を活用したプロダクトの機能拡充、プロモーション、新規事業開発、及び質の高いサービス提供のための人材採用に充てる予定だ。

今後について同社は「今後も、複業をブームから文化として定着させ、挑戦する全ての人の機会を最大化できるよう邁進します。さらに、最新のテクノロジーを活用し、HR業界におけるテックカンパニーとして成長してまいります」とコメントしている。