2023年卒のインターンシップ先を選ぶ基準は「志望業界である」が82.3%で最多、株式会社学情調査

株式会社学情は、2023年3月卒業予定の大学生・大学院生を対象に就職活動において「希望するインターンシップ」に関するインターネットアンケートを実施した。調査結果は以下の通り。

インターンシップ先を選ぶ基準は「志望業界である」82.3%

新卒の学生がインターンシップ先を選ぶ基準は、「志望業界である」が82.3%で最多だった。次いで「インターンシップの内容が面白そう」61.8%と続いた。学生からは「就職活動のために情報収集をしたい」「就職活動を有利に進めるために、志望業界や志望企業の仕事を体験したい」という声が挙がっている。多くの学生がインターンシップ参加を通して就職活動を有利に進めたいと考えていることが伺える。

希望するインターンシップの期間は「2日~3日程度」が75.8%

希望するインターンシップの期間は、「2日~3日程度」が75.8%で最多だった。次いで、「1日」67.5%、「5日~1週間程度」56.3%と続いた。「1日」で気軽に参加できるものや、「2日~1週間」の短期間で参加できるインターンシップへの人気が高いことがわかる。一方で「2週間〜1ヵ⽉」は19.9%、「1ヵ⽉」も9.0%の回答を集めており、「長期間の日程で具体的な仕事体験をしたい」というニーズも根強くあると考えられる。

興味のある仕事・職種は「商品企画・開発・設計」40.0%

興味のある仕事・職種は「商品企画・開発・設計」が40.0%で最多だった。次いで「営業・企画営業」36.7%、「総務・経理・人事・法務」34.9%と続いた。「企画系」「事務系」職種の人気の高さが分かる。また「公務員・団体職員」も22.1%の回答を集めており、コロナ禍で「安定した環境で働きたい」という学生の意向が伺える結果となった。

調査概要

調査対象:「あさがくナビ2023」へのサイト来訪者
調査方法:Web上でのアンケート
調査期間:2021年4月13日~2021年4月21日
有効回答数:458名

【2023年卒】インターンシップ先を選ぶ基準は、「志望業界である」が82.3%で最多。「就職活動を有利に進めるために、志望業界や志望企業の仕事を体験したい」の声。