近年、副業解禁の流れを受けて「ギグワーク」が注目を集めている。昨年からは新型コロナウイルスの流行により、「ギグワーカー」がより急速に増えている。
1~3時間などの短い時間だけ働き、継続した雇用関係のない働き方のこと。英語で一度だけの演奏や短いセッションを指すスラングの「Gig」と「Work」から生まれた言葉。
株式会社ツナググループ・イノベーションズは、短期・単発専門求人サイト『ショットワークス』の利用者を対象にギグワーカーに関する実態調査を行った。調査結果は以下の通り。
自身の属性について尋ねたところ、「正社員」が17.3%、「派遣社員」が15.6%、「契約社員」が8.3%であった。合計で41.2%の人が会社員であり、副業のニーズの高まりが伺える。
ギグワーカーとして働く回数について尋ねたところ、会社員では「月に数回」が30.7%で最多だった。「毎日・毎週」は15.8%で、合計で46.5%の会社員が毎月ギグワーカーとして働いている。
フリーターでは「月に数回」が27.6%で最多だった。「毎日・毎週」は24.9%で、正社員よりも多かった。
ギグワーカーとして働く際に見る条件について尋ねたところ、「勤務日・時間」が29.7%で最多であった。自分の空いた時間と求人の勤務日の合致が、ギグワークをする上では重要な条件だと分かる。次いで「仕事内容」が20.4%、「働く場所」が12.5%と続いた。
「給与の支払日(日払い・週払い)」と回答した人は9.1%、「面接なし」は7.1%であった。ギグワーカーには空いた時間にすぐ働ける、すぐ給与がもらえるというスピード感を重視する人が多いと分かった。
詳細結果はコチラ
調査主体:株式会社ツナググループ・イノベーションズ
調査手法:インターネット調査
調査実施期間:2021年3月19日~2021年4月2日
【参考URL】副業ニーズ上昇で会社員が約4割!「ギグワーカー」に関する実態調査~短期・単発専門求人サイト『ショットワークス』調べ~